Computer Magic『Davos』


彼女の楽曲はTVCMに多数起用されているので、Computer Magicの音楽を、もしくはComputer Magicという名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。キュートでハイセンスなNYの宅録女子Computer Magicのデビューアルバム『Davos』がようやく完成しました! 2012年11月に異例の来日公演を行い、12月に日本独自企画盤『Scientific Experience』をリリースしていましたが、寧ろまだオフィシャル・デビュー盤がリリースされていなかったことに驚きます。すごい注目度ですよね!

その期待を微塵も裏切らないアルバムになっています。少し大人っぽい印象の「Fuzz」、80年代っぽいシンセ使いに心を掴まれる「All Day」など、Computer Magicの魅力が作品中の随所にちりばめられていて、聴く度に発見があるのです。何度聴いても新鮮さが尽きません。終盤の「Zuma」から「Spaces」の流れは素晴らしく柔和で、優しく、且つ壮大。楽曲と共に360°全方向へ広がっていく宇宙空間のようなイメージと、その奥行きに飲み込まれそうな心地よさを与えてくれます。彼女の歌声に力みがないせいでしょうか、聴く度に肩の力を抜いてくれるしなやかさもあり、12トラック51分の作品なのですが本当にあっという間に感じます。

今作について彼女は、「ダヴォスは私がたどり着いた遠い星だと考えるのが好き。」とコメントしているとのこと。それ故のこのジャケットなのか、やっぱり”space”というのは今作を語る上で(もっと言えばComputer Magicを語る上で)キーワードになっていそうな気がします。

国内盤には、キユーピーハーフ<ドレスドエッグ>篇TVCM(2014年)で話題を呼んだ「Alien Friend」がボーナストラックとして収録されます。この曲をフルで聴けるのがとても楽しみですね!

Text:Miyaco

2015.10.7 on sale!

レーベル:Tugboat / P-VINE

\2.300(+tax) / PCD-93967

『Davos』

1. Fuzz

2. When You See Me

3. Secret

4. Be Fair

5. Give Me Just A Minute

6. Hudson

7. Save Your Life

8. All Day

9. Bionic Man

10. Chances

11. Zuma

12. Spaces

Bonus Track For Japan

13. Alien Friend

(歌詞・解説・対訳付き)

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